【AMLオフィサー基本・実践】同日CBT受験で一発合格してきました!

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MLオフィサー基本・実践】同日CBT受験で一発合格してきました!

先日、AMLオフィサー基本と実践をCBT方式にて同時受験し、どちらも一発で合格しました。

その際の体験談をご紹介いたします。

AMLオフィサーとは?

金融機関によるマネー・ローンダリング等対策の周知・実現のための適切かつ継続的な研修等をサポートすべく、「AMLオフィサー認定試験」を公開試験とCBT方式試験にて実施しています。
営業店の一般職員・パート職員を対象にマネー・ローンダリングの基礎知識の習得程度、ならびに営業店実務対応の適合性を判定する「金融AMLオフィサー[基本]」試験、営業店の管理者を対象にマネー・ローンダリング対策に関する法制度の理解度と実務対応の適合性を判定する「金融AMLオフィサー[実践]」試験の2種目を実施しています。

公式サイトより

特に、銀行員の方は必須で受けなければいけないというのを聞いたことがあります。

自分は、金融業界ではあるのですが、銀行とは何ら接点がない会社であり、知識はまあまあ……というところで、テキストを見ても初めて見るような名前も多々ありました。

(日常的に金融・時事問題に興味を持っている方からすれば、普通にわかるような言葉ですが)

受験資格は特にないということで、今後、コンプライアンスは求められてくる資格だろうと思い受験することに。

そのため、知識はあまりない状態からのスタートになります。

格率は?

基本・実践ともに80%と言われており、さすがに実務にあたっている方が受ける資格だからか、とても高い合格率のようです。

これは楽勝か……? と思いましたが、後から痛い目を見る羽目に(後述しますが……)

使用した問題集はこれのみ

AMLオフィサー認定試験金融AMLオフィサー[基本][実践]対策問題集 2021年度版

Amazonで買うと、品切れのせいかやたら高くなっているので、資格の公式サイトより購入をお勧めします。

さらに、買った直後に気づいたのですが、第2版が出ていました。


AMLオフィサー認定試験金融AMLオフィサー[基本][実践]対策問題集 2021年度版

しばらくこちらも買うべきか悩みましたが、1版の方でもCBTに対応しており、違いは大してなさそうだったので、取り敢えず1版で勉強。

3回ぐらい解けば完璧だと思っていたのですが、ほぼ知識0なので見慣れない単語が多く、ただの丸暗記状態。

取引時確認や高リスク取引等もめったに出くわすこともない金融機関の部署に勤めていますので、実務的なことになるとさっぱり状態。

しかし、3回ほど解けば、「適切でないものを選びなさい」方式が多かったので、なんとなーく解けてしまうところまで行き、巻末の過去問では高得点を取ることができました。

・CBT試験へ

自分が受けた試験会場では、6席しかなく、土日に受け入れているのは月に1回という状態で、すぐ満席になっていたのも納得できました。

申し込みをしようと思った時には、まだ1ヶ月以上あるにも関わらずすでに土曜日が満席に!

最初は金曜日に受けるしかないかなと思っていたところですが、突然空席になったりするので、あきらめず毎日見ることをお勧めします。

毎日見ていると、すぐに空きが出て、希望通りの時間に受けることが可能となりました。

予約したのは、基本が10:00~実践が11:30~です。

簡単簡単と言われていたので、30分ぐらいで出て、余裕だろうと思っていたのですが、念のためあけておきました。

験当日・基本受験編

試験会場にはテスト開始20分前ほどに到着。

30分前からは試験開始可能とのことで、早速試験を受けることに。

最初に本人確認の書類を提出します。

運転免許証等の顔写真と生年月日、氏名が分かる物が必要です。

受験票などはありませんので、身分証のみあれば大丈夫。

CBT試験なので、不要なものはロッカーへ入れてパソコンの部屋に案内されます。

そこで若干困ったのが、自分には持病がありまして薬を飲んでおくか飲まないべきか悩んだのですが、基本を受ける際は飲まずに受験しました。

幸いだったのは、ハンカチタオルは持ち込めたことです(結構大きめ)

持病があって気分が悪くなることがあるため良かったです。

これは試験会場によって違うかもしれません。

腕時計はただのアナログな時計でしたが、ロッカーに入れるよう言われましたので、タオルのみ持って試験室へ。

先に一人受験されていましたが、当然違う試験を受けていらっしゃったようでした。

さて、基本編をいよいよ受験開始……

あれ、問題集と全然違うような……

問題集では、「適切でないものを選びなさい」が多く、しかもあきらかに日本語的にこれだろう、という物が多かったので、はっきり言って知らなくてもカンで解けるような部分がありました。

しかし、2つまでは絞り込めるけど、1つに絞り込めない……という状況が多く、心臓バックバク。

また、問題集より「適切なものを選びなさい」方式が多く、上記と同じで2つまでは絞り込めるけど、どっちだ? という状態に。

実務経験がないのと、まったくの専門外なのでサッパリです。

これが、実務にあたってる方ならそんなの簡単~となるのかもしれません。

しかも、薬を飲んでいなかったので、体調が悪化し苦しむ羽目に(飲んでおくべきでした)

30分で余裕で行けると思っていたのですが、分からな過ぎて60分ちょい使ってしまいました。

悩んでいても仕方がない! ということで見直しを3回ほど行いましたが、潔く「試験終了」ボタンを押します。

一瞬の空白の後……

合格(点数まあまあ)

の文字と共に点数が表示されます。

安心しましたー。

点数もまあまあでさらに安心。

スコアレポートを印刷し、試験室を後にします。

外に出ると、試験管(というか、受付の方一人だけでしたが)の方からレポートを貰って試験終了。

これ、不合格だと気まずい空気になりそうですが、気を遣って紙を下向きにして見ないように渡してくれていました。

そのようにするよう、指導が徹底されているのでしょうか?

験当日・実践編

一応、30分前から受験可能となるので、やや狭い待合室でしたが今度は薬を飲んで待機。

もう頭を使い過ぎて、問題集を見直す気もあまりおきません。

11:30予約にしていましたが、11:00からは案内をしてくれました。

あまり見直さずに、もう勢いで突っ込みます。

律儀に再度の身分証明書の提示と、注意事項の確認をします。

6席しかありませんので、同じ席に案内されました。

さっそく先ほどと同じように試験開始……

さっきと同じ問題出まくりなんですが!

基本編で出ていた問題がダダ被りしていた上、あいまいなままの問いだったので、若干焦りました。

見直ししてないから、あってるか分からない……!

というか、そもそも問題集に載ってたかすら怪しい。

CBTの場合、何パターンか問題がありランダムで出てくると聞いていたので、たまたまだったのでしょうか。

しかし、さきほどより実践編の方が問題集とまったく同じ問題がいくつか出てきます。

さくさくと解いていくのですが、やはり先ほどと同じで見たことのない単語や問題が多々出てきました。

こちらも、さすがに30分では終わらず60分ぐらいはかかって、分からないところも多かったですが、潔く試験終了。

同じく、一瞬の空白の後……

合格(ギリギリ)

……したのはいいのですが、点数がめっちゃくちゃギリギリでかなり危なかったです。

さっきよりはできたぞと思ったのは何だったのか。

取り敢えず合格できたので良かったです!

畑違いすぎて、落ちると思いました。

合格率80%ということで、やはり実務経験がある方が受ける試験なのかなあと思った次第です。

残りの20%になるところでした。

コアレポート

試験終了後に印刷されますが、翌日以降、CBT試験を申し込みをしたマイページから確認が可能となります。

連試験


2021年度版 AML/CFTスタンダードコース試験問題

似たような試験に、AML/CFTスタンダードという資格があります。

こちらはきんざい主催。

AMLオフィサーは3択でしたがこちらは4択。

合格率は公にされていないようですが、高めという予想がされています。

証券コース、生命保険コースとあるので、銀行以外の方も専門分野で受けることができそうですね。

こちらも取得に向けて勉強中です。

終わり次第、再び記事にしたいと思います。

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